コロナダイスを振る

コロナワクチンの集団接種(ファイザー1回目)を受けた。不透明なワクチンだが、このまま冬を迎えて罹患するリスクと天秤にかけて、接種した方が分がよいと判断した。私はゲーマーとして、デジタルにダイスを振る!

接種会場は人手をしっかりかけて手際よく衛生的に運営されており、10分程度の待ちで医師の問診を受け、さらに別の区画に移動して接種担当の方に射っていただいた。肩の横に筋肉注射。15分の様子見タイムではこれといった異変も出ず帰宅した。

自宅で安静にしていたが、接種から2時間30分経過したところで、突如耐え切れないほどの異様な睡魔が押し寄せてきて、その場で気絶したように眠ってしまった。3時間後に目が覚めると、接種した側の腕が外側と後ろに上がらない。前と内側には上がる。体の感覚が鈍くて重い。体に鞭打って家事と炊事を済ませて、何とか風呂にも入って、沼に沈むように眠る。

翌朝。熱はないものの全身バキバキで鈍重。腕はもはやどっち向きにも上がらない。しかしここは、

 まずは目覚めて ひとりガッツポーズ

 今日も生きてる これでひとつ勝ちだゼ!

と心の中で歌って自分を鼓舞する。生きてるだけでOK!...いやあ、まじできつい…仕事とかできる感じはまるでなく、言わばPCの前でノーガード戦法の矢吹ジョー状態であり、休日取得大正解である。

その後徐々に、本当にゆっくりと3日くらいかけて回復してきたが、スポーツで負荷をかけるとやばいらしいので、10日間自粛した。筋肉が萎えてきしむ感じがするけど、まあ死ぬよりマシ。どうにか1回目のダイスは勝利したっぽいので、2回目もどうか無事で、私!